さくぼーの趣味はエンタメ

本漫画ドラマ映画と私

気持ちがわかるから嫌なのかな〜東野圭吾『希望の糸』〜

 

 

うーん。

なんとも言えない。

なんだか、私は嫌でした。

被害者がただただ可哀想で、加害者は最低で。

 

他にも勝手すぎる登場人物達。

ちょっと腹が立ってしまいます。

でも、共感できる部分もあります。

私も自分勝手に生きていますし。

 

子供を作るって、すごい。

自分がものすごく幸せで、産まれたことに喜びを感じる日々で、ぜひ、この世に!

と思うにしたって、命を生み出すって本当に自分勝手というのか。

 

いつかは死んでしまうにとか。

考え出すと怖くなる。

 

希望の糸なんて明るい感じの題なのに、私の気分はどんよりです。

 

しかし、読み始めると続きが気になり休むことなく読んでしまう作品でした。

そして、相変わらず読みやすい。

 

 

うーん。それでもやっぱり、寝る前に何かハッピーなだけの作品で読むかな。

辛かったです。

 

 

また観ちゃってるよ〜ドラマ『世界の中心で、愛をさけぶ』〜

BSで再放送が始まりました。

観るの、何回目でしょうか。

前回から5年振りです。

 

もう何回も観てるしなぁと思いながら見始めたら、面白い面白い…。

 

1話のドキドキ感。

あっという間に亜紀(綾瀬はるか)に惚れてしまう、私も。

これからの展開が分かっているので余計に切なく愛おしい。

 

たまらない青春と、なぜか懐かしい風景と、悲しみと。

好きなんです。

 

初めて観たときは高校生でした。

今、大人朔太郎と同じくらいの年齢です。

 

ちょうど20年ほど経って思うことは、朔が過ごした亜紀のいない17年、長いけれど、短いということ。

 

高校生のときは朔太郎について、正直、こんなに大人になってまだこんな状態なのか…。

と思っていました。

今なら分かります。

大人ってそんなに大人じゃないと。

17年経っても前に進めないことはあると。

 

これからは、朔太郎や亜紀の親世代に近づいていきますね。

きっとまた違う事を感じながら観ることになるでしょう。

何度も楽しみたいと思います。

 

とりあえず再放送、最後まで観るぞ。

 

 

 

母の存在感〜真綿の檻〜

珍しく、SNSの広告が気になって購読しました。

短いですが、色々考えさせられて面白かったです。

 

母、大きな存在です。

不思議です。

私には父の存在感もしっかりあります。

それなのに、子育てしている私に現れるのは母の姿。

 

怒り方、母にそっくり。

嫌だったのに、息子にも同じようにしてしまうのです。

父のように優しくしたい。 

しかし、出てこない、父要素。

 

そして私が大好きな父も、夫としては良くない。

母を激しく疲れさせていた。

母がイライラするのもわかる。

 

私には、なぜ親の悪いところばかり出てくるのか。

良いところも、ちょっとは遺伝しててほしかったな、と思うこの頃。

 

 

この漫画の主人公、開放された感じがしますが、もし子供ができたらまた苦しむかもしれない。

 

お母さんを嫌いな子はいない。

 

間違いないけど、重いよ。

 

 

 


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怖ろしく惹き込まれる作品〜『新世界より』〜

 

 

こちらも私が一番楽しんだ作品です。

楽しいっ!

という作品ではありません。

重いです。

ずっしりきます。

怖いです。

しかし面白さに衝撃を受けます。

ものすごい作品世界です。

 

読むと話の世界からなかなか抜け出せなくなります。

 

掲示板でものすごくスレが伸びていまして。

小説を読み終わった後、色んな人の考察など読みました。

面白い。

長く長く楽しめます。

 

TSUTAYAで購入したのですが、買って読みたくなるようなポップを書いてくれた方に大感謝です。

 

アニメに関しては作画が気になり観ていないのですが、いつかはチャレンジしようかと。

漫画はちょっと、なぜあぁなったのでしょう。

 

ちなみに、私、家路を聴くと怖くなるようになってしまいました。

小学校でよくかかっていて懐かしい曲だったのになぁ。

 

幸せエンタメ~図書館戦争シリーズ~

 

私が一番楽しんだ作品は、間違いなく、この図書館戦争シリーズです。

小説を読んではニヤニヤ。

アニメを観てニヤニヤ。

映画を観てニヤニヤ。

さらにドラマ、映画…どれも大好きです。

 

毎度毎度、大興奮。

おもいっきり楽しんでおります。

 

夫婦で好きなんです。

大好きな友人も。

映画は二作品とも三人で観に行きました。

観終わってカフェなんかで興奮しながら感想を言い合っているとき、最高に幸せでしたね。

 

一巻あらすじを見ると、

2019年(正化31年)。
公序良俗を乱す表現を取り締まる『メディア良化法』が成立して30年。
高校時代に出会った、図書隊員を名乗る"王子様"の姿を追い求め、
行き過ぎた検閲から良書を守るための組織・図書隊に入隊した一人の女の子がいた。
名は笠原郁。不器用ながらも、愚直に頑張るその情熱が認められ、
エリート部隊・図書特殊部隊に配属されることになったが......!?
様々な困難と出来事、そして、本を狩る組織・メディア良化委員会にひたむきに立ち向かう、郁を始めとする図書隊の面々。
そう、すべては本と自由を守るため......。

こうなっております。

 

図書隊って何だよ。

と思うのですが、読み(観)始めるとあっという間にこの世界に入っていって…後はもう楽しむだけです。

ドキドキしてキュンキュンして、なるほど、あー良かった!

です。

 

設定を受け入れられるかどうかで好き嫌いが分かれるのでしょうか。

私は話も登場人物たちも皆好きです。

最高のエンタメです。

 

映像化作品も、役者さんが素敵で最高でした。ドキドキです。

www.amazon.co.jp

 

 

カモミールティーを飲みたくなること間違いなし。